シェフのおすすめガーリック味
にんにくという食品は、野菜の中でもとびぬけてカロリーが高く、ビタミンも豊富であるため、夏バテの解消にはもってこいの食品です。ただ、その香りが特殊で、食べた本人はともかく周囲の人々にとっては悪臭以外のなにものでもありません。それゆえに料理に使うにはかなりの技術を必要とするのですが、これをお菓子に適用してしまったのでした。かつて、S&Bが
「本格にんにく」
という商品を発売し、見事に玉砕してしまったのですが(最近見ない)その轍をあえて踏んだのが、山芳製菓でした。まず、なんといってもパッケージのシェフが怪しい。なぜシェフがまるごとにんにくを皿にのせてみせびらかす必要があるのか?バックにうつる西洋風レストランの意味は?さて、封をあけてみる。うぅおおおおぉぉぉ!にんにく臭!勇気をしぼりだして食べてみる。うぅぅおおぉぉ!にんにく味!たまたま妻の実家に遊びに来ていた義姉夫婦にも被験者になっていただいたが、一様ににんにくの味しかしないという評価をいただいた。しかもかなりしょっぱい。最初に封をあけてから一週間経過したが、いまだに食べきれずにいる。気の毒であるが廃棄処分が決定した。
販売(開発)者
山芳製菓
悪税別価格
105円
種別
スナック菓子
成分
馬鈴薯、植物性油脂、ガーリックパウダー、香辛料、ビーフエキスパウダー、チキンエキスパウダー、糖類、食塩、調味料、甘味料
毒物度
★★★★
報告者
会長
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全毒連表紙
亜山製作所